2021年04月15日

「平均的な人間になるな」布田航

春季リーグまであと3日!

4月18日(日)16:30〜 vs中央大学
ジェイネットTVでライブ中継されます!

応援の程よろしくお願いします。


経済学部2年の布田航(ぬのたわたる)です。
よく間違えられますが、「ふだ」でも「ぬのだ」でもなく「ぬのた」です。
1年間授業をして頂いた教授の最後の授業で「ふだ君」と呼ばれてから訂正することをやめました。
これからは訂正をしないので、どんな呼び方でも反応します。
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茨城県立藤代紫水高校から法政大学に進学しました。
高校時はAチームからBチームを飛ばしてCチームに落ちるなど、泥臭い3年間を過ごしました。

それでは本題に入ります。

去年の話になりますが、昨年の秋リーグ第3戦の筑波大学との試合。
初めて筑波大学と対戦しての率直な感想は、「巨人と戦っているようだった。」
まさに、巨人。身体だけじゃなく王者のメンタル、全てが異次元だった。

試合が始まる時、どんなに力の差がある試合でも0-0から始まる。
だが、始まる前の両チームの気持ちはこうではないか。
強いチームは「勝つ」こと前提に戦う。
どうやって勝つかを考えている。
対して弱いチームは「負ける」ことを前提に戦う。
どのようにして負けるか。どんな負けだと納得するか。
そんなことを考えている。
今の私たちは後者の方だ。どうすれば「良い負け」ができるのか。
きっとそんな気持ちが心のどこかにある。

試合の笛が鳴る時、「勝つ」vs「勝つ」になっていなければ勝つことなんてないし、ジャイアントキリングなんて起こり得ない。
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筑波大学に歴史的大敗を喫したあと私は帰りの車で泣いた。泣きじゃくった。
「何も通用しなかった」ことにではなく、「何もやろうとしなかった」ことへの悔しさ、怒り、情けなさの涙が溢れまくった。
やってみてミスするのが怖い、悪い評価をされるのが怖い。我ながら何様なんだと突っ込みたくなる。
私は周りの評価ばかりを気にして「平均点」を狙っていたのだと思う。

良くも悪くもない平均点。

「平均的な人間になるな」中学生の頃父から言われた言葉でなぜか今も覚えている。
平均的とかみんなと同じっていうのは間違えないし安心だと思う。
でも、そんな人たくさんいるから。

平均的な人間より、いい時もあれば悪い時もあるような波がある選手の方がなんか面白い。
だから、今季のリーグは「自分」を最大限出し切る。
誰のためでもなく、自分のために。
そして、出れないメンバーやマネージャー、トレーナー、アナリスト、監督、OB、みんなの思いを背負って戦う。

安定しているプレイヤーは重宝されるかもしれないが、私はそんなに器用ではない。0点でもいいから思い切りやる。
平均点なんて目指さない。
貪欲にゴールを取りに行くし、ミスしたら全力で戻る、試合終了まで走り抜く。
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春リーグは「良い負け」なんて目指さない。
「勝つ」それだけ。

まとまらなかったけど、大好きな4年生と勝ちたい。
負ければ馬鹿みたいに泣くだろうし、勝てばドンちゃん騒ぎするだろう。
ダサい布田を、泥臭い法政を応援してください。
絶対に面白いから。

勝負を決めるのは見えないところで、レースはその一部でしかない。
見えないところでやるべきことは終わっている。
レースの前にやるべきことは終わっているんだ。
ウサイン・ボルト

最後まで読んでいただきありがとうございました。
posted by admin at 21:29| Comment(0) | 選手ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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